高額塾の動画はヤラセ? 中村の実体験による考察

高額塾やらせ
高額塾やらせ

中村です。

 

今回のタイトルはちょっと過激で挑発的なタイトルとなりました。

 

情報商材業界での高額塾の販売者達を見て
あなたはどう感じるでしょうか?

 

動画の中で様々なトークを繰り広げる彼等は一体・・・?

 

今日はそんな疑問の解決に繋がるかも知れない
僕の実体験をお話ししたいと思います。

 

さて、舞台はちょっと変わって僕の日常です。

 

僕の周りにはビジネス的意識の高い友人も非常に多いので
様々な話が舞い込んできます。

 

そこで、今回或る話を貰いました。

 

それは、

 

新卒の学生向けの企業プレゼンをしてくれ

 

というもの。

 

中村が合同企業説明会のプレゼンテーターに?

高額塾やらせ2

どういうものかと言うと
あなたも経験した事があるかも知れませんが
高校や大学を卒業する時に就職活動というものがありますよね?

シューカツというやつです。

 

今ならインターネットを使って
エントリーして面接を受けたりすると思いますが

まだ企業が絞り込まれていない、
若しくは企業研究や業界研究をしたい、という学生の場合は

いきなり面接に挑むのではなく
まず中規模・大規模な会場で行われる
合同の企業説明会に参加する、という活動をします。

 

そこで僕に与えられた指令は

正社員志望の学生さん達を相手に
或る企業の人事担当者になりきり
合同企業説明会で自社の社風や魅力を伝えて欲しい

というもの。

 

結構面白いですよね。

 

依頼してくれた人は普段の僕をよく知ってくれてる人で
僕の人前でのプレゼン能力を買ってくれたみたいです(笑)

まぁ、わりと苦手意識は無い方なので・・・。

 

この背景としては新卒学生の採用代行を事業として
行っている会社があって、そこの会社が更に
そのプレゼンテーターに外注に出しているという図式。

 

僕個人としてはかなり面白そうで興味がわいたので
その依頼を受ける事にしました。

 

報酬も勿論貰えますが、その仕事内容そのものに対する興味で
とにかく経験してみたい、というのが一番の動機です。

 

いざ、出陣!! 中村が実際に行ってみて感じた疑問とは?

高額塾やらせ3

 

場所は都内某所、大型イベント施設。

 

あまり細かい事を書くのはクライアントに対してマズいので
具体的なイベント名などは明かせませんが
都内での合同企業説明会の或るブースに立ち、早速頑張ってきました。

 

コレ、結構楽しいです(笑)

一日中立ちっぱなしで、かなり疲れますけどね・・・。

 

学生の皆さんは基本、僕の事を
企業担当者だと思っているのか(←当たり前だろ)
妙に礼儀正しいです。

 

話してても、熱心に話聞いてくれてるし、初々しいですね(^^)

 

僕は依頼元になっている企業の
ダミーの(?)名刺を持ったリしている訳ではありません。

 

まぁ悪い事してる訳でもないんですけど、
そこはバレると具合良くないだろ、って事で
わざわざ自分から素性を明かす必要もありませんし黙っています。

 

そうすると企業の内情を知らないと答えられない
結構突っ込んだ質問受けちゃってアタフタ・・・とか
色々ありますが、非常に僕自身は見識が広がり楽しい時間でした。

 

しかし、楽しかったは楽しかったのですが
ここで色々と考えを巡らせました。

 

まずはこの仕事に対する疑問。

 

説明会では企業の魅力を伝えました。

 

企業の理念や思いなど。

 

しかし、企業の理念や思いを伝えているのに、
実はその喋っている人間(僕)は、その企業の人間じゃない。

 

これってどーなの? と。

 

僕は元々人材関係の仕事をしていた事もあるので
企業にとって採用活動がどのくらい大切な事なのか
という事も或る程度認識しているつもりです。

 

そこで採用という

そんな大事な場面で人に任せちゃって大丈夫なの!?

という疑問。

 

しかしそれと同時に、この仕事の社会的意義。

 

需要があるから事業として成り立っている訳です。

逆に言えば、社会が必要としていないものは
事業として成り立たないですからね。

 

この事業は誰の役に立ち、どんな意義があるのか。

 

・・・と考えると。

 

なるほど!

 

これは本当に僕なりの解釈なのですが

企業担当者は「想い」があっても形にする能力が無い人が多い

という事なんですね。

(まぁ人手不足とかも勿論ありますが)

 

ゴールを達成する為のベストな選択肢とは?

僕なんかは(自分で言ってしまいますが)
或る程度台本が用意された中で
事前にキッチリ準備してきたものに関しては
人前でのプレゼンはわりと得意な方だと思います。

 

逆にアドリブとか笑いを取ったりは苦手ですけど・・・。

 

でも逆に、そういった事に対して
本当に苦手意識の強い人もいるんですよね。

 

そういった人は意外と普段の日常会話なんかは大きな声で饒舌ですね。

 

でも、そういったプレゼンの場になると途端に縮こまっちゃう。

 

とにかく得意不得意、というのがあるんだなー、という感じですね。

 

とすると、企業の採用担当者も

人事的な部署にいても
必ずしも自社の魅力を伝えるのが得意だとは限らない。

そう思えたんです。

 

そうすると、その想いを上手に伝えられる「プロ」が
「代行する」そんな仕事も需要が生まれてくるなと思えたんです。

 

実際、学生の側からしても、理想を言えば
企業のホンモノの担当者から直に言葉を聞きたいでしょう。

理想を言えば、「そうあるべき」でしょう。

 

しかし、企業説明会のお互いのゴールは

■企業は自社の魅力を正確に且つ、より魅力的に伝える事

■学生は企業の魅力や情報を正確に掴む事

ここがゴールですから、

ここに妙に「ホンモノの人事担当者がすべきだ!!」
という理論を展開しても本来の目的が達成出来なければ
本末転倒になってしまうんですよね。

 

ホンモノの担当者に任せて
魅力の伝わらない説明をするくらいなら・・・

「プロに依頼しよう」というのが賢い選択とも言える訳です。

 

実際、この依頼を受けたのは僕だけではありませんが
皆それなりに場馴れしている人達で

「この人、絶対企業の人事担当者以上に魅力的に演出出来てるよなー」

という人もいました。

 

まぁ、僕の友人なんですが・・・。

 

それを見てて、このような結論に至ったんですよね。

 

情報商材の販売者は役者という見方。

高額塾やらせ4

そこでネットビジネス業界の情報商材の話に戻りますが
僕は他の記事でも、

「高額塾の販売者は役者として
優秀であるかどうかという部分が大きいと思う」

という事も書いています。

 

高額塾の販売ページに立つ人間が実は
そのノウハウを実際に編み出した人間ではなくて
プロデュースしている黒幕がいる。

という部分に関しても
「魅力的に物事を伝える為にそういうのもアリ」
と思ったら、意外と当たり前に見えてきたんですよね。

 

つまり、元々僕自身の勝手な決めつけで

■この販売者(ノウハウを編み出した人)自身が
動画に出演しているんだ

■この販売者自身がセールスレターを書いているんだ

と決めつけて見ていたフシがあるなと反省しました。

 

つまり高額塾販売者も、何かしらの都合があれば
より商品を良く魅せる為の演出を考える。

 

それが役者を用いた方がいいと思えば役者を用いる。

という事です。

 

情報商材の嘘って嘘なのか? 当たり前?

ウソも方便じゃないですけど、商売である以上、
どんな情報商材のセールスレターも、高額塾のローンチ動画も
或る程度は「演出」がされているのを大前提として見るべきです。

 

だって、

 

これあんまり売れてないんだけど、買いませんか?

 

って言われるより

 

みんな買ってってるよ!
早く買わないとなくなっちゃうよ!

 

の方が絶対売れますよね。

 

だからどんな宣伝広告にも
「大好評発売中!」って書いてありますよね。

大好評じゃなかったとしても。

 

だって発売前にその広告作ってるんだから。

発売前だから好評も何もありません。

 

でもコレを

まだ販売前で結果も分からないうちから
「大好評発売中」なんて嘘だー! 詐欺だー!

とは、さすがに言えないでしょ・・・。

 

そう考えると所謂「嘘」を商売として
当たり前の感覚で織り込んでくる輩も沢山いて当たり前なのです。

 

でもそれは「購入者という受け手の側として」
嘘と感じる人がいる一方、
販売者本人は悪質な嘘とは思っていないかも知れません。

 

「商売なんだもん! このぐらい普通だよ!」

 

って答えが返ってくるかも知れないし
それは認識の違いですよね。

 

世の中の殆どはお金儲けの為の仕組みで出来ている

冒頭のテーマに戻りますが
高額塾の動画には多分に「ヤラセ」や「嘘」が含まれています。

 

また、セールスレターを
教材の販売者本人が書いているとは限りません。

コピーライターに依頼しているかも知れません。

 

高額塾の販売者として
セールスページに登場している人物本人が
そのノウハウを編み出した人物とは限りません。

 

しかし、「そんなもの」なのです。

 

ただ、僕個人としてはそれはそうと
受け手が認識して気を付けて判断すれば良いのだと思います。

 

一部に於いて理解出来る気持ちもありますし
今後は受け手も自衛の意識も持って望めば良いと思います。

 

現実世界の商売で行われている「ちょっとした嘘」「盛り」
これは商売をする側の人間ならなんとなく分かると思います。

 

「美味しいラーメン」と言われて
入った店のラーメンがマズくても仕方ないです。

高額塾やらせ5

だって提供する店側からすれば
「美味しい」って言うに決まっているからです。

いやむしろそれ以外に選択肢が無い、とすら言えます。

 

これまで自営業の経験やセールスの経験がなく
「消費者」としての「仕掛けられる側」の経験しかない人だと

発信される情報に対して、なんというか、こう
「真実を言ってくれている」という
幻想を抱き易いという傾向はあると思います。

 

しかし、世の中の殆どの情報は
仕掛ける側が何かしらの意図を持たせて
あなたに行動を促す為の「演出」をされた状態で出て来ます。

 

極端な話、報道番組だってそうです。

 

悲劇の方が視聴率が稼げるから
悲劇的なニュースを大きく取り上げる。

 

ファッション雑誌だって裏で販売者側と打ち合わせた上で
「今年の流行りはコレ!」ってやって仕掛けている訳でしょう。

 

「明確な意図もって」「演出された状態で」
情報を発信しているんです。

 

高額塾やらせ

 

ジャパネットじゃないですけど、TVショッピングとか
ラジオショッピングって必ず二人一組の対話形式で
行っていきますよね。

で、片方が説明役、
片方が何も知らない初心者役(消費者目線で質問をしたりする)

で、こんなに汚れが落ちてスゴイだの
今なら同じのがもう一個付いてお得だの・・・(笑)

「えぇぇぇ!! 凄いっ!!」

って、あれを真実のやり取りと思っている人は誰もいないでしょう(笑)

 

高額塾の動画も同じだと思ってみればいいんですよ。

 

それだけ仕掛ける側は
「相手を意図した方向に誘導する」事に対して
ハングリーだという事ですね。

 

商売である以上、こういた演出方法は
これからもなくならないでしょう。

 

通常のリアルビジネスに於いても
連綿と続いてきた手法であるだけに
ネットビジネスも例外ではありません。

 

それとネットビジネスは媒体の特性上、
どうもその「盛り」や「嘘」が激しくなり過ぎる、
悪質なものが出やすいのかな・・・といった所ですね。

 

今後是非、参考にして下さい、

 

では、中村でした。

 

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