中村です。
昔からあって今でもあるものですが、
僕が昔、非常に興味を持っていたものがあります。
それは年収格付けランキング。
経済系の週刊誌「ダイヤモンド」等に定期的に特集が組まれ、
内容としては
「上場企業の職種別平均年収一挙大公開!」
といった趣旨のものや、
「30代年収トップ500社ランキング!」
といったようなもの。
これはかなり興味を持って読んでいました。
思えば、そもそも、その時から
お金の事が大好きだったようです(笑)
そもそも、こういったランキングを見るキッカケとなったのは、
「自分の将来の職業として、何が適切なのか判断する材料を探していた」
というフシがあります。
これまで義務教育という流れの中にいて、20代前後までは
通う学校が公立か私立かという違いや
学力などによってランク別に振り分けられるなど、
多少の選択肢の幅はあれど、基本的には皆同じ道を歩む訳でした。
ただ、それ以降の就職という部分に於いては、
本当に何を選択するかによって大きく違う。
横に倣えが当たり前とされる日本の文化の中で、
初めて自分の意思で明確に一歩進みだせるのが
「就職」だったのかなと思います。
そして、これまでは或る程度レールが敷かれていた事に対して、
初めて選択肢が全開放された分、
自分の中の行動の指針がなければ迷ってしまうのは当然でした。
そんな時に僕は戸惑いながらも、
まずは「年収」という分かり易い部分を目安にしたという訳ですね。
このランキングというのがなかなか興味深くて、
数字のマジックというか、まぁ本人達はそんな事思ってないでしょうが
色々面白い側面を推測する事なども出来たのを覚えています。
例えば年収上位の企業を見ると
「○○ホールディングス」という社名だったりですね。
こういった社名をみるとかなり年収は良い。
但し、社員数をみるとやたら少なくて6〜10人とかです。
「なんなんだ?この会社は?」
と思って調べてホールディングスというものの仕組みを知ったりですね。
(これは要するに役員クラスの人々が中心となっているので
社員数が少なく、平均年収が押し上げられているのですが)
職種別に見ると美容師さんの年収が低かったり、
サービス業の年収は低め、いかにも「お堅い職業」は年収高め
といった印象を持ったのもこの時です。
とにかく、金融系の業種の収入が良かったので、
それを見た僕は短絡的思考で金融系に応募して、
そしてアッサリ書類選考で落とされたりしてました。
本当に自分の立場を分からず応募してたなー、と思います 笑
年収ランキングはもう関係ない!?
ところで、この年収ランキングというのも
同じものを見ても最近は見方がちょっと変わってきました。
結局この年収ランキングっていわば
「雇われて働く事の中で言ったら」
というランキングなんですよね。
「自分で仕事を生み出す、人を雇って働く。」
こういった選択肢は除外されていたんです。
つまり!
この表だけマジマジと見てても
範囲が狭まってしまうという事なんです。
昔の僕はこの表を見て自分の将来に思いを馳せてました。
どんな会社に入り、どんな人生にしようかと思っていました。
当時の僕はその様々な職種名や会社名をみて、
「あぁ、今のうちに年収の格差を知っておいて良かった」
などと思っていましたが、結局は「どんな会社に入るか」から
発想がスタートしていたんですよね。
正直、今の仕事選びにこういった年収ランキングは
あまり意味が無くなってきているのではないかと思います。
勿論、「生涯一つの会社に勤め上げる」と
決めている人などはいいと思いますが、
このブログを読んでいるあなたは違うと思うので。
そもそもこの「年収ランキングに載っているもの」が
世の中の全ての業種であるかの様に考えていた自分自身が
無知であったとしか言いようがない。
今はそう思いますね。
その特集を組んだ人は単純にコンセプトに沿ってそのデータを
提供していただけだと思うので、その資料が悪なのではなくて、
その一覧表を見た時の自分の感受性が愚かだったとしか言いようがないですが。
結局この時「クワドラント」なんて言葉も知らなかったですし
学校でも教えてくれなかったんじゃないですかね。
よく「学校では教えてくれない○○」みたいなタイトルはありますが
まさにそれですね。
学校の授業で一度も「クワドラント」という言葉が出ない・・・
考えてみるとちょっと怖いです。
仕事は「金融」とか「建設」とか「輸送用機器」とか
そういった業種で区分するだけででなく・・・
また「営業」とか「事務」とか「内職」とか
そういった職種で区分するだけでなく・・・
「労働者」「自営業者」「オーナー」「投資家」
に分かれるという事を世間の人はもっと知るべきですよね。
年収ランキングを見た所で、どの業種に就こうと
どの職種に就こうと、結局は「労働者」の属性(クワドラント)の中で
あっちに行ったりこっちに行ったりしているに過ぎないのです。
まさしく仏陀の掌の上で踊らされているかの様です。
本人は那由他の彼方まで行ったつもりでも・・・。
結局先程の話に戻りますが、そこに載っていた年収ランキングというのは
「雇われて働く事の中で言ったら」というランキングでしかない訳です。
収入の質を変えないと結局この中で年収が多少変わろうと
結局は時間の無さや仕事のストレスに押しつぶされてもがき続ける事になるだけです。
この記事を読んでもしこれまでそんな事(収入の質)などを
意識した事が無かった人は一刻も早く対策を打つべきです。
対策というのはまずお金に対する正しい知識を身に着ける事。
そして具体的な行動に出る事。
これですね。
雇われて働く事の危険性は分かった。ではその次は?
ここまでで如何に「年収ランキング」とかそういったものに
一喜一憂したりと惑わされる事が愚かか分かったと思います。
以下ではサラリーマンをしている人にお金について
知っておいて方が良い事を書いてあります。
http://affiliate-info.jp/?cat=142
まずはこういった部分を知らなければ知る事。
そして具体的解決方法、手段が分からない様であれば
まずは僕のブログの中で紹介している教材のページを見てみて
どれでもとにかく一度手に取って初めてみる事です。
どーでもいい変な30万円する塾と違って
せいぜい1万~3万円以内で買えるものですから。
まぁ迷うレベルの話でもないですね。
それぞれのお財布事情はあると思いますが、
それを踏まえた上で言いますが、この程度の事には投資した方が良いです。
結局迷ってしまって行動が遅くなると、お金はともかく
時間的な損失が大きいですから。
結局は目の前の課題が明確になっていない人は
行動も明確な行動を取らずに頭の中であれこれ考えているだけだったりします。
「具体的な答えを知りたければ具体的な行動に出る事」
これです。
この事により「具体的な課題」が出て来ます。
いずれにしても一歩踏み出す事から始めましょう。
では、中村でした。
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